北海道の「知床」は2005年に世界遺産として登録されて、国内はもちろん海外からも旅行者がたくさん訪れる人気の観光地です。
壮大な自然を味わう場所なのでこども連れで楽しめるかなと思う人もいるかもしれませんが、今回4歳の息子と2泊3日大満足の旅行となりました。
実際にこどもと訪れた知床のおすすめの観光スポットと子連れにうれしいサービスや設備が整っている知床の人気のホテルを紹介しますね。
もくじ
知床五湖
知床観光で調べると必ず出てくる定番スポットの「知床五湖」 [公式サイト]
原生林に囲まれた湖の背景には知床連山の大パノラマが広がり、圧倒的かつ神秘的な自然を目の当たりすることができます。
知床五湖は高架木道と地上遊歩道があり、子連れの場合は歩きやすい高架木道がおすすめです。
段差はなく傾斜も緩やかなのでベビーカーでも問題ないですよ。
息子(4歳)は「動物いるかな」と探したり鳥の鳴き声が聞こえて「どこだ!」と見回したり、飽きることなくたのしんでいました。
知床五湖パークサービスセンターにはおむつ交換台があります。コインロッカーもあるので重たい荷物を持って歩く必要もないですよ。
知床でしか食べられないという「こけももソフトクリーム」が売ってますよ。
オシンコシンの滝
知床最大の大迫力の滝「オシンコシンの滝」[公式サイト]は日本の滝100選にも選定されています。
334号線沿いにあり誰でも気軽に行くことができて、駐車場から歩いてすぐに迫力満点の滝を見れますよ。
激しい水の流れに息子(4歳)は大興奮でした!
階段で滝の中ほどの高さまで行けます。階段がちょっと長くてベビーカーでは行けないので抱っこ紐があるといいですよ。
カムイワッカ湯の滝
知床硫黄山から湧き出る温泉が川に流れ込んでいる「カムイワッカ湯の滝」 [公式サイト]
車で行く場合狭い砂利道が長く続くため事故も多く注意が必要です。シャトルバス期間は自家用車でカムイワッカ湯の滝に向かうことはできません。
カムイワッカ湯の滝は一の滝まで行けますよ。
足場が悪く川の中を歩いて進んでいくのでかかとが固定されているサンダルまたは滑り止め靴下があると安心です。
4歳の息子はかかとが固定されているサンダルを持参し、パパと手を繋いで無事一の滝まで行くことができましたよ。
滝壺があってそこですべり台のように飛び込んで遊んで、とってもたのしそうでした!
カムイワッカ湯の滝は強い酸性の温泉成分が含まれていてピリピリするので、長い時間水に触れないようにした方がいいです。目に入ると激痛なので気をつけましょう。
夕陽台
知床国営野営場内にある「夕陽台」[公式サイト]は、オホーツク海とウトロ港を見渡すことができ知床一の夕陽の名所として知床八景の一つにもなっています。
この日は時間の都合で夕陽の時間まで待てなかったのですが、きれいな眺めを堪能しました。
冬は流氷で白く覆われてそこに夕陽が射し込み、まさに知床ならではの絶景になるそうですよ。
知床の観光船(クルーズ)
原生的な自然が残る知床は海からしか見ることができない絶景もあるので、知床観光ではクルーズ船に乗ることをおすすめします。
クルーズ船はいろいろな会社があって迷いましたが、4歳の息子がいる&わたしが船酔いしやすい(苦笑)ため大型船の「知床観光船 おーろら」を利用しました。
CHECK!!知床観光船 おーろらの公式サイト
4歳息子は乗船は全く問題なかったのですが、最初の10〜20分は怖がって展望デッキに行くことを頑なに拒否してました。
時間が経つと慣れたのか「外見てみよう」と展望デッキに上がり、1時間半のコース飽きることなく満喫していましたよ。
知床観光船おーろらは大型ですが、他にもより岸に近づける小型船のクルーズもあります。
知床クルーズはじゃらん遊び・体験で予約して利用するとポイントが貯まります。料金が割引になるお得なクーポンが定期的に配布されているのでチェックをお忘れなく!
天に続く道
斜里町にある全長28kmの道路はまっすぐに天に向かって伸びているので「天に続く道」と呼ばれています。
まさに絶景ポイントで北海道感動の瞬間100選にも選ばれています。
展望台からも写真に収まりきらないきれいな景色が広がり、癒されますよ。
展望台からさらに坂を上がると天に続く道のスタート地点があります。
看板があって記念写真スポットとしてもいいですね。
(写真を見ての通りわたしこの時妊娠7ヶ月目です。なので今回紹介している観光スポットは子連れ&妊娠中でも行ける場所になってます。)
4歳の息子がこの景色の素晴らしさをどう感じたかはわかりませんが、とりあえずはしゃいで盛り上がっていました。笑
神の子池
神秘的な澄んだ青い色をした「神の子池」[公式サイト]は清里町にあるので、主要な知床観光スポットから離れていますが今回我が家が知床帰りに立ち寄ったのでご紹介!
アイヌ語で神の湖という摩周湖の伏流水からできているということで「神の子池」と呼ばれています。
吸い込まれるような透き通った青に目を奪われ、ずーっと眺めていられる不思議な池でしたよ。
場所的になかなか行きづらいので知床観光の時にぜひ一緒に訪れてみてほしいスポットです。
知床で見れた野生動物たち
世界遺産の知床半島にはたくさんの野生動物が生息していて、何気なく車を走らせているとふいに見られる可能性もあります。
エゾシカは見かける頻度がわりと高いです。急に飛び出してきて衝突してしまうこともあるので、運転には気をつけましょうね。
なんとまさかのヒグマに遭遇することもできました。
思わず車を停めて写真を撮影しましたが、ヒグマを撮影しようと停車すると次から次に車が停車し渋滞してしまうので本当はNGだそうです。
中には車から降りてヒグマを撮影しようとする人がいるようですが、とても危険なので絶対にやめましょう。
一瞬で写真に収める事はできませんでしたが、キタキツネも何度か見かけましたよ。
知床では夜の動物ウォッチングというナイトツアーや野鳥を観察するバードウォッチング、クルーズ船からクジラやシャチを観察するツアーがあります。
知床にはたくさんの野生動物がいるので、ツアーに参加してお目当ての動物を探すのもいいですね。
知床旅行で子連れにおすすめのホテル3選!
子連れ旅行はホテルの過ごしやすさや設備が気になりますよね。観光スポットからホテルまでの移動時間が長いと小さい子連れの場合は大変です。
子連れにうれしい設備やサービスがあり、知床の定番観光スポットからも近いおすすめのホテルを紹介しますね。
KIKI知床 ナチュラルリゾート
【子連れおすすめポイント】
◯キッズスペース「あそびの森」がある
◯こども用品が充実している
知床KIKI ナチュラルリゾートの最大の特徴は、ボーネルンド監修のキッズスペース「あそびの森」があることです。
知床観光はやはり自然を堪能することがメインで、こどもが体を思いっきり動かしてあそべるスポットはあまりないのでホテルであそべるのがうれしいですね。
赤ちゃん連れでも安心の貸出サービスもありますよ。
他にもお部屋で着るこども用浴衣やバスチェアやバスマットなどのお風呂用品、レストランにはこども用の食器にベビーチェアもありますよ。
知床第一ホテル
【子連れおすすめポイント】
◯すべり台など遊具があるプールがある
◯貸切ができる家族風呂がある
知床第一ホテルには「アクアランド ソンテ」という、すべり台などの遊具があるプールがあって、年中天気を気にせずたのしむことができます。
赤ちゃん連れで大浴場はまだ心配という場合、貸切の家族風呂(予約制)があるので家族だけでゆっくりお風呂に入ることもできるので安心ですよ。
大浴場やレストランにはベビーベッド が用意されていたり、小上がり席があるのもうれしいポイントですね。
北こぶし知床 ホテル&リゾート
【子連れおすすめポイント】
◯キッズスペースがある
◯露天風呂付きのお部屋がある
北こぶし知床のキッズスペースには乗れるほど大きな動物のぬいぐるみや絵本、ブロックなどがありますよ。
小さいこども連れで時間など気にせず家族でゆっくりお風呂に入りたい場合、露天風呂付きのお部屋を予約するのがおすすめです。
ベビーベッドやベッドガードなど赤ちゃん連れにうれしいグッズをフロントで借りることができますよ。
お部屋にはこども用の浴衣にスリッパ、レストランにはベビーチェアやこども用食器の用意もあります。
まとめ
4歳の息子とはじめて知床に行きましたが本当に行ってよかった!と思いましたし、また行きたいなとも思っています。
なかなか気軽に行ける場所ではないですが、知床でしか味わうことができない自然の壮大さは訪れた人みんなを虜にするとても魅力的なところですよ。
ぜひ北海道の世界遺産「知床」の素晴らしさを体感しに出かけましょう!
道外からなら「女満別空港」が最寄りの空港で、知床まで車で1時間半〜2時間ほどです。
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